債務整理の具体例

任意整理の具体例

任意整理とは、借金を返済する事を前提にして債権者(貸金業者)と話し合う事です。
実は、過払い金を取り返すだけなら実はとても簡単なんです。
この為、弁護士や司法書士の中には
 
・過払金請求だけを受けける
・債務整理の中で過払い金請求だけを受けて他は何かと理由をつけて断ったりするのです。
 
実は、過払い金は収入で他は支出なんです。これを組み合わせる事で上手く債務整理を
行う事が、弁護士にとっては腕の見せ所なんです。
 
任意整理の具体例を示します。
 
例えば120万円の債務があります。
1か月10万円づつ返済しますが、これでは返済できない場合
1か月25000円で4年間で返済する様交渉します。
これなら返済可能だとします。

 
処で、借金には利子が付きます。年間18%の利子が付くと返済総額は増えてしまいます。
これでは、返済計画が成り立たなくなります。
実は、弁護士が介入すれば将来利息の停止・・という事が暗黙の了解があります。
 
もちろん、そんなことは法律上どこにもありません。
しかし、債務者側にも自己破産という切り札があります。
債権者(貸金業者)としても、貸したお金が焦げ付いてしまうより遥かに良いのです。
 
任意整理というのは、債権者との個別の交渉事なので千差万別です。
確かに、中には納得できず将来利息の停止や長期返済に応じない金融機関もあります。
ですから交渉事なんです。これこそ腕の見せ所で自己破産しかできない弁護士には
手に負えない内容なんです。

個人再生の場合

個人再生は民事再生とも言われます。唯、民事再生には企業・法人の債務整理も含まれます。
個人再生では裁判所の力で債務の大部分を強制的に減額させることです。
任意整理は債権者と債務者間の話し合いなので、他人には知られません。
この為、官報に載ったりしないのですが、個人再生はそれは出来ません。
 
借金はゼロにはできませんが、減額できる金額は相当に高額です。
 
借金 100万円未満  → 最低弁済額 その金額
借金 100〜500万円  → 100万円
借金 500〜1500万円 → その金額の5分の1
借金 1500〜3000万円 → 300万円
借金 3000〜5000万円 → その金額の10分の1
借金 5000万円超   → 個人再生は出来ない
 
実は任意整理でも借金の減額は可能なんですが、個人再生は裁判所が決定するので
効果は抜群です。

民事再生では無理な事を言う金融機関もありますが、個人再生では問答無用です。
そして、自己破産は借金が完全に0になりますが個人再生では減額されても
借金の返済義務は残ります。
 
実は、これが良い点なんです。
借金棒引きなら・自己批判に苛まれる 又は ・完全な無責任体質になってしまう
様に、心が荒んでしまうのですが、個人再生ならば理性が保てるでしょう。
この他にも
・財産が処分されない・・という点もあります。つまり自宅などは(住宅ローンが残っているでしょうが)
 取り上げられず、住み続ける事が可能なのです。
・連帯保証人のついている借金を別にする事も可能です。・・つまり連帯保証人への迷惑を防ぐことができるのです。
 
つまり、債務者(依頼者)の精神的な負担を軽くすることができるのです。
一方弱点と言えば、裁判所に認めらえる必要がありますから、期間が長期になってしまう事でしょうか?
(平均3年と言われています)
 

自己破産のデメリット

自己破産に関しては、説明するまでも無いでしょう。
表面的なデメリットは
・官報に名前が載る
・概ね7年間は借入(クレジットカードを含む)が出来ない
程度です。
しかし、精神的な負い目は凄まじいものでしょう。
ですから、時間を掛ければ返済出来るなら、自己破産は選ぶべきではありません。
弁護士は個人再生や任意整理より簡単なので、簡単に進めるのですが
債務が膨らみ過ぎて、手の施しようが無い場合以外は選ぶべきではありません。

債務整理は結局は交渉事

纏めてみますが
 
・任意整理:債権者(貸金業者)と債務者(弁護士が代理)が話し合って返済期間の延長+事後利息停止
      債務整理を行った事は当事者しかわからない
 
・個人再生:裁判所の力を借りる債務整理。債務は大体5分の1まで圧縮される。
      これ以外のメリットは自宅を失わない事もある。連帯保証人に被害を負わせない事も可能
      デメリットは官報に名前が載って他人に知られてしまう
 
・自己破産:借金はゼロになるが、財産も失う。(当面の生活費99万円までは確保できる)
      デメリットは官報に名前が載る。
 
では逆に債権者(貸金業者)から見たらどうでしょうか? 
勿論、自己破産されてしまったら、債権がゼロになって返済されなくなってしまうので一番困る訳です。
個人再生も司法の力で強制的に20%まで減額されてしまいます。任意整理なら妥協の余地があります。
 

交渉が上手な弁護士ならば、これを踏まえて有利な交渉が出来るはずです。
任意整理はケースバイケースなので、債務を半分程度まで減額させる事も出来る可能性があります。
又、過払い金が戻ってくるようなら、もっと債務を圧縮する事が出来るのです。
つまり、受任した弁護士事務所の力で全く状況は違ってくるのです。
 
ワンパターンで自己破産しか勧めない事務所。過払金請求しか受けない弁護士なんて最低だと思いませか?

無能弁護士の実例

私を含めて普通の人は、弁護士は法律関係も問題は何でもできると思っています。
でも、それは大きな勘違いで弁護士にも専門領域というものがあります。
しかし、過払い金請求というものは簡単な上に弁護士報酬の取っパぐれが無い事で
(経験も無いのに)割と簡単に債務整理の依頼を引き受ける弁護士が存在するそうです。
 
その上、弁護士ってプライドが異常に高い人が多い(全てではありませんが)のも困りものです。
同時に仕事を受けても着手しない弁護士も多いそうです。
こんな酷い話も聴きました。
 
ある多重債務者が知り合いの弁護士に多重債務問題の解決を依頼しました。
この弁護士は多重債務問題は全くやったことが無いのに何故か受任してしまいました。
処がやり方が解らない為か忙しい為か全く手を付けずに放置。この為依頼者から
矢の催促がありました。 そこで別の弁護士を紹介してさっさと辞任してしまいました。
 
この弁護士も最低で、何件かある債務の中で過払い金請求できる案件だけ着手して
他は放置。過払い金の件だけ解決してしっかり報酬を受け取って辞任してしまったそうです。

債務整理って、すべての債務を調べて総合的にどうすれば良いかを考えるのに
簡単で美味しい部分だけつまみ食いする・・何て考えられません。
 
結局、無能な弁護士に債務整理の解決を依頼したのが間違いの基です。
 
 

 

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